デザインの仕事をしたい!でも、なにから始めたらいいのかわからない。かといって、スクールに通う勇気もない。そんなときに見つけた「デザインのドリル」。
用意されたデザインを上からなぞってトレースしていく、デザインの教科書のようなものです。
トレースのお題は30種類+アレンジバージョンが2つあるものが多いです。
結構なボリューム!
自分一人でコツコツやるのは継続できるか不安だったので、トレースしたものをインスタで毎日アップして、人目にさらすことにしました。
さくっとできる日もあれば、子どもが体調を崩して時間的に余裕のない日もありましたが、30日間やりきりました!
そして…燃え尽きた(笑)
ちょうど新しい仕事に着いた忙しさもあり、しばらくデザインから離れてしまいましたが、仕事に慣れて少し気持ちに余裕が出てきたら、「デザインに触れたい!」と思う気持ちが戻ってきました。
まずは、頭の端にタスクとして残っていた「デザインのドリル」の感想をまとめたいと思います!
「デザインのドリル」は超おすすめ!
Webデザイナーを目指す方に「デザインのドリル」は、超おすすめです!
おすすめする理由3選
- 必要な写真・テキストが用意されている
- さまざまなフォントと出会える
- プロっぽく仕上げる技が身に付く
おすすめする理由を詳しく書いていきます。
必要な写真・テキストが用意されている
ピンタレストなどで見つけたデザインをトレースしようと思ったら、画像探しが必要になることが多くなります。
この画像探し、結構時間がかかるんです。
ありがたいことにフリーで使える画像はたくさんあります。
たくさんある画像の中から、これと思うものを見つけるのが大変。
こんな画像が欲しいとイメージするものと一致するものがなかなか見つからず、「もうちょっとここが…」などと思いながら探し続けることに。
その時間のかかる画像探しが、「デザインのドリル」では省くことができます。
加えて、元画像をどうトリミングしているのかもわかるので、とても参考になります。
そして画像だけではなく、テキストまで用意されている!
テキスト入力って、地味に面倒だったりするんですよね。
さまざまなフォントと出会える
「デザインのドリル」の本の方に、使用するフォント名が載っています。
トレースする際、最初はごく普通のゴシック体の文字を配置した状態では、なんだかいまいちだったデザインが、フォントを変えるだけで、ぐっといい感じに変化します。
まるでマジックみたいに。
デザインする上でフォント選びって重要なんだなぁと気付かされました。
選ばれしフォントがまた、デザインの雰囲気にピッタリなんです。
素敵なフォントがたくさん載っていて、新しいフォントとの出会いを楽しみながらトレースをすすめることができました。
プロっぽく仕上げる技が身に付く
デザインに慣れていないとつい、ペターッとテキストを置いてしまいがち。
トレースしてみるとわかるのですが、プロのデザインはテキストを切り刻んでいる!!
細かくバラバラにして、それぞれ色を変えたり、サイズを変えたり、フォントを変えたり、装飾を加えたり、とにかく細部までこだわってデザインされています。
この細部へのこだわりが、プロっぽく仕上げる技のひとつ。
それを何度も何度も自分の手で繰り返し真似ることで、技の感覚が身につきます。
「デザインのドリル」は手元に置いておきたい本
「デザインのドリル」を購入する前、トレースが終わったらメルカリで売ろうと思っていました。
でも、トレース後の今は「手元に置いておきたい」と思っています。
ただみるだけのデザイン本は、凹むことがあるのはわたしだけでしょうか?
「すごいなー。こんなデザインできないよー。」と。
でもトレースした「デザインのドリル」は、自分にもできるとわかっているデザインばかりが載っています。
つまりペラペラめくっても、モチベーションの下がらない参考本に進化したのです。
参考にしたいデザインや、フォントを探すときに役立つ一冊。
これからもデザインの相棒として、そばに置いておきます。
近況としましては、「デザインのドリル」のトレースがもうすぐ終わりそうだという頃に購入していた「デザインのドリル#2」を以前よりもゆっくりペースでトレースを始めました。
ゆっくりペースでやるトレースは、癒し。
のんびり楽しみながら進めています。