賃貸暮らしでは、階下への音が気になりますよね。特に小さい子どもがいると、子どもがおもちゃを落としたり、走り回るたびにひやひや。毎日子どもの動きが気になってしまう…そんなときに役立つのが、コルクマットです。今回は、コルクマットのメリット・デメリットと、おすすめのコルクマットをご紹介します。
わたしはコルクマットとのお付き合い歴10年です!
防音対策は苦情をもらう前がおすすめ
アパートの2階に住んでいた頃、当時2歳だった長男の足音に対して、階下の方から苦情をもらったことがあります。ご夫婦で来られて「お子さんの足音が響くんです。」と言われました。慌てて防音シートと、コルクマットを120枚程追加で購入し、リビングとダイニングに敷き詰めました。それから階下の方とお会いする度に音がうるさくないか確認しましたが、苦情はもらいませんでした。
わたしの場合、苦情をもらった後どうなったかと言うと…音に対して神経質になり、子どもに注意することが増え、家の雰囲気が悪くなりました。階下の方と仲良くなってから、ようやく落ち着いて過ごせるようになりましたが、それまでかなり辛かったです。そんなことにならないためにも、苦情をもらう前に対策することをおすすめします。
コルクマットのメリット
階下への音を防ぐ
特に物を落としたときの音、おもちゃ箱をひっくり返したときの音、子どもの足音に対して防音効果を感じました。音を吸収して、小さくしてくれます。ただし、どすんと飛び降りる音には効果がありませんので、重たい音に対しては注意が必要です。
床に汚れ・傷がつかない
余っていたコルクマットを冬タイヤの下に敷いて、しばらく保管したことがありますが、床に跡が残りませんでした。
子どもはよくおもちゃを床に落としますよね。コルクマットを敷いておけば、おもちゃを何度落としても大丈夫です。床を傷つけてしまう心配がないので、安心して見守ることができます。
冷え対策になる
コルクマットはフローリングよりも夏はさらさらして気持ち良く、冬は足が冷えないので、一年中敷くことができます。子どもの遊び場に敷いて、ごろっと横になって遊び相手をしていると、気持ち良くてついうとうとしてしまうことも。
うちはベッドを持たず、三つ折りのマットレスで寝ています。フローリングの床にそのままマットレスを置くと冷えるので、下にコルクマットを敷いています。冷えが防止できて、硬さも感じないので快適です。
赤ちゃんの頭やひざを守ってくれる
赤ちゃんのおむつ替えをするとき、ラグの上では毛足が気になるし、フローリングの上では冷たくてかわいそうと思っていました。そんなときに敷くものを探してたどり着いたのが、コルクマットです。
コルクマットは弾力性があるので、赤ちゃんのねんねの時期、寝返りの時期、膝が床によくあたるはいはいの時期、ひっくり返ってしまうことがあるつかまり立ちの時期、よくこけてしまう歩き始めの時期にも赤ちゃんを守ってくれるお助けアイテムです。
コルクマットのデメリット
湿気が多いと膨張する
コルクマットを乾燥している時期に敷くと、梅雨の時期に膨張します。実際冬に20畳のリビングダイニングに敷き詰めたとき、梅雨にコルクマットが膨張して、ぼこぼこになってしまったことがあります。
冬の北海道に住んでいた頃の話で、毎日の暖房で極度に乾燥していたから余計にそうなったのかもしれません。かなりの枚数を敷いていたのと、またそのうち引越すからとそのままにしていましたが、あまり気持ちのいいものではありませんでした。私が感じるコルクマットの唯一の欠点だと思います。
狭いお部屋や、部屋の一部に敷くくらいなら、まったく問題ないですよ。
コルクマットのお手入れ
飲み物をこぼしても、水拭きだけでOKです。水洗いもできるので、きれいに洗って使うこともできます。コルクマットを購入する際に多めに買っておいて、一枚だけ交換する方法もあります。
コルクマットの下にもゴミが入り込むので、3ヶ月に一度くらいのペースで、全部はがして掃除機をかけています。
一度、ずれるのが気になって、両面テープで貼り付けたことがあるのですが、両面テープはおすすめしません。掃除をする時に剥がしにくいし、剥がしたあとがベタベタになって、ごみもたくさんくっついてしまいました。
おすすめのコルクマット
先日4年ぶりにコルクマットを敷き替えました。
今回購入したのはこちらのコルクマットです。つなぎめが目立たず、色もきれいです。
サイズは45cm。これよりも小さいサイズも見かけますが、あまり小さいと、つなぎめが増えて見栄えが悪くなるのと、敷き替えが大変になるので、このサイズがちょうどいいと思います。
まとめ
今回ご紹介したコルクマットのメリットをまとめますね。
コルクマットのメリット
- 階下への音を防ぐ
- 床に汚れ・傷がつかない
- 冷え対策になる
- 赤ちゃんの頭やひざを守ってくれる
コルクマットのデメリット
- 湿気が多いと膨張する
うちに遊びに来てくれたお客さんは、かなりの確率でコルクマットに反応します。みなさん「いいねー!」「うちも敷こうかな」など、好意的な反応です。見た目のナチュラルさ、足で感じる気持ちよさがウケているようです。
あなたの生活にも、ぜひコルクマットを取り入れてみてくださいね。