「ダイエット=つらいもの」というイメージはありませんか?カロリー計算をして、運動して、空腹に耐えて耐えて、やっとやせられる。
そんなつらいイメージを壊してくれる本と出会いました。
やり方に慣れるまでは少し我慢も必要ですが、やせる以外にも効果があるとしたら、やる気もアップ!
今回は、青木厚さんの本『「空腹」こそ最強のクスリ』から、16時間の断食で得られる効果5つをご紹介します。
「空腹」こそ最強のクスリの概要
「空腹」こそ最強のクスリは、内分泌代謝や糖尿病を専門とする医学博士 青木厚さんの著書です。
記事執筆時点で、37万部突破のベストセラー。たくさんの方に読まれています。
メンタリストDaigoさんや、はじめしゃちょーさんも16時間の半日断食を実践しています。
16時間の断食とは
この本では、1日24時間のうち、16時間「なにも食べない」時間を作る半日断食を行うことで、オートファジーが働き、さまざまな効果が得られるとされています。
オートファジーとは、古くなった細胞を、内側から新しく生まれ変わらせる仕組みであるといえます。細胞が生まれ変われば、体にとって不要なものや老廃物が一掃され、細胞や組織、器官の機能が活性化し、病気になりにくく若々しい体になるのです。
引用:「空腹」こそ最強のクスリ
16時間と聞くと、とても長い時間のように感じますが、寝ている時間を含めると、意外と長くありません。
たとえば19時に夕食を食べる場合、寝るまでの時間と寝ている時間は我慢をしている感はないと思います。朝起きるのが7時、食事をとるのが16時間後の11時としたら、空腹に慣れるまでの間少しつらいのは、4時間だけになります。
16時間の間、どうしてもお腹が空くときは、ナッツなら食べてもOKとされています。
毎日行うのが理想ですが、難しい場合は週末だけ行って、ダメージをリセットしましょう。
16時間の断食で得られる効果
16時間の断食をすることで、たくさんの効果が期待できます。
効果1|やせる
効果2|髪や肌がキレイになる
効果3|老化を防ぐ
効果4|食後のだるさがなくなる
効果5|アレルギーを改善する
効果1|やせる
16時間の断食をすると、1日3食が難しくなりますが、それでいいのです。
1日3食決まった時間に食べると決めてしまうと、「空腹かどうか」を確認することなく食べることになり、食べすぎにつながってしまいます。
しかも自覚なく食べすぎてしまうというところが怖いところ。
食べすぎをやめたらやせる。実にシンプルです。
効果2|髪や肌がキレイになる
栄養素はしっかり摂っているはずなのに、ふきでものができるときがあり、なぜなのだろうと思っていました。
胃腸が疲れ、消化機能が弱ってしまうと、食べ物からきちんと栄養を摂ることができなくなるそうです。
せっかく摂ったビタミンやミネラル、微量元素が髪や肌に届かなくなるなんてもったいない!
効果3|老化を防ぐ
成長ホルモンの分泌量の減少や、細胞が古くなったり酸化したりすることが、シミ・シワ・白髪につながります。
老化も防いでくれるのがオートファジーです。
老化は40代から加速するそうです…。
効果4|食後のだるさがなくなる
未消化のままの食べものが腸にたまると腸内環境が悪化します。食後のだるさやイライラは、内臓の疲れのサインかもしれません。
食べ物が胃の中で消化されるまでにかかる時間は平均2〜3時間、脂肪分の多いものだと4〜5時間程度、小腸では胃から送られたものを5〜8時間かけて分解するといわれています。
1日3食の食事スタイルは、次々に食べ物が運ばれるため、内臓は働きっぱなしです。
子どもの残した分まで食べた後、だるくてなにもする気が起こらない土日。そんな自分にイライラする原因はこれかもしれません。
効果5|アレルギーを改善する
腸内環境が悪化すると、ウイルスや菌から体を守ってくれる免疫機能にダメージを与えます。
アレルギーを改善するためには、食べすぎを防ぎ、腸をいたわってあげることが大切です。
うちの子どもだち、土日の朝はなかなか朝食を食べないのですが、アレルギー改善につながるのであれば、せかして食べさせる必要はないのだなと思いました。
イライラポイントが一つ減る!
16時間の断食のデメリット
この食事法と実行し、1日の総接種カロリーが減ると体重が減ります。その際、内臓脂肪が分解されると同時に、筋肉も落ちてしまします。
基礎代謝量が減って、太りやすい体質になるのを防ぐため、軽い運動も合わせて行うようにしましょう。
ながら運動もいいですね。
「空腹」こそ最強のクスリまとめ
16時間の断食は「やせる」以外にもたくさん効果があります。本には今回ご紹介した効果の具体的な理由が書かれてありますので、興味をもたれた方はぜひ読んでみてください。
わたしがこの本を読んでとくに「はっ」としたのがこの文章です。
「食事」が始まるのは、食べものを口にした後。「食べものを口に入れること」「食べものがのどを通過したら終わり」をとらえてしまいがちです。しかしその後、体の中では、各臓器が一生懸命働いているということを、忘れてはいけません。体にとってはむしろ、食べ物がのどを通過してからが「食事」の本番です。
引用:「空腹」こそ最強のクスリ
食べるってそういうことなんだ…。本の中でたびたび、内臓の疲れについて触れられています。もっと内臓を大事にしてあげないといけないなと反省し、空腹を楽しんでみたくなりました!
効果が盛りだくさんの16時間の断食を実行中です。今後、結果を追記していきたいと思います。